せいの内科・内視鏡クリニック|横浜市港南区・上永谷|ピロリ菌

045-844-8000

ピロリ菌

胃がんとピロリ菌

胃がんとピロリ菌

ピロリ菌に感染すると、多くのケースで胃粘膜が慢性的に炎症を起こし、胃粘膜の正常な組織が減少する萎縮性胃炎へと進行していきます。
この萎縮性胃炎は「前がん状態」とも呼ばれ、胃がん発症リスクが非常に高い病態です。そして、日本人の胃がんの99%にピロリ菌が関与していることがわかってきました。胃がんの発症を防ぐ意味でピロリ菌の除菌が大いに推奨され、平成25年には慢性胃炎に対するピロリ除菌が保険適用の治療となりました。

胃・十二指腸潰瘍とピロリ菌

ピロリ菌が胃壁に取り付くと、細胞を弱らせてしまう毒素を出し始めます。すると、菌を排除しようとして血液中の白血球やリンパ球が付近に集まってきます。
両者の戦いが激しくなると、胃の粘膜が炎症を起こして胃炎になったり、胃や十二指腸の粘膜が深く抉られて消化性潰瘍になったりすると考えられます。

ピロリ菌の検査

当院では、胃にピロリ菌がいるかどうかの検査を行っております。
ピロリ菌の検査には、内視鏡検査(胃カメラ)を伴う方法と、内視鏡検査を伴わない方法があり、それぞれ3つずつ、全部で6つの方法があります。感度、特異度、保険適応を考え個々の患者様に最も適切な方法で診断しています。

内視鏡検査を伴う方法

内視鏡で胃の粘膜を少し採取し、下記のいずれかの方法で検査します。

培養法

胃の粘膜を磨り潰し、ピロリ菌の発育環境下で5〜7日間培養して判定します。

迅速ウレアーゼ法

ピロリ菌がもつウレアーゼという酵素の働きによって作られるアンモニアの有無を調べます。

組織鏡検法

胃粘膜の組織標本に特殊な染色をし、顕微鏡でピロリ菌がいるかどうかを調べます。

内視鏡検査を伴わない方法

内視鏡検査を行わずに、次のいずれかの方法で検査します。

尿素呼気試験

呼気(吐き出した息)を集めて診断する方法で、最も精度の高い方法です。ピロリ菌がもつウレアーゼという酵素の働きによって作られる二酸化炭素の量を調べます。

抗体測定法

ピロリ菌に対する抗体が、血液や尿に存在するかどうかを調べる方法です。除菌後も抗体は陽性なため除菌効果の判定には使えません。

糞便中抗原測定法

糞便中にピロリ菌の抗原(細菌毒素や菌体成分)があるかどうかを調べる方法です。

※保険適応でピロリ菌の検査が行えるのは、胃・十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎、早期胃がんに対する内視鏡的治療後の患者さんです。

ピロリ菌の除菌

ピロリ菌の除菌には、プロトンポンプ阻害薬(胃酸の分泌を抑える薬)と抗生物質を7日間にわたり服用します。プロトンポンプ阻害薬で胃酸の分泌を抑えておいてから、抗生物質でピロリ菌を除菌するのです。
服用終了後から約1ヶ月後以降に、除菌療法の効果を判定します。
この方法による除菌率は、従来わが国では70~80%と報告されていましたが、平成27年に発売された新薬によって現在は90%以上の成功率となっています。
もし最初の除菌療法でうまくいかなかった方でも、違う薬を使って再度、除菌療法(二次除菌)を行うことでさらに90%以上の方の除菌が可能と言われています。
除菌を行えば、感染期間が長きにわたっており、萎縮性胃炎の進んだ人も発がんリスクを3分の1以下に減らすことが可能です。

クリニック概要

医院名
せいの内科・内視鏡クリニック
診療内容
内科、消化器内科
住 所
〒233-0013 横浜市港南区丸山台1-5-7 上永谷医療ビル4F
最寄駅
横浜市営地下鉄 (ブルーライン)上永谷駅 徒歩2分
電 話
045-844-8000
休診日
火曜・日曜・祝日

ビル1階に5台分の共用無料駐車場があります

診療時間

診療時間 日・祝
09:00~12:00
14:00~16:00
(内視鏡検査)
16:00~18:00

地図をクリックタップすると拡大縮小できます。